いつかの
朱夏や小さな反逆みたいに2017年の年末には原型があって、ずいぶん経ってからアレンジと作詞をする曲もあるし
いつかのみたいに作ってすぐレコーディングって曲もある。
いつかのは2018年の7月、小さな反逆のアレンジ作業と平行しながら急ピッチで曲を作りアレンジを詰め歌詞を書いてレコーディングした。
別にすぐ必要だったのは小さな反逆だけで、いつかのはそんなすぐ録らなきゃいけないわけじゃなかったんだけど
レコーディングって、搬入搬出が結構大変だから
たった1曲だけ録るのはなんか損した気になるっていうただの貧乏根性だけで2曲録ったのです。。。
こういうリズムの曲が意外にも今までLUNKHEADになかった。
ちょっとせわしないハネ気味のミディアムスローな曲。
ミディアムとかスローだと、小さな反逆みたいにダハーっとした広い感じの曲にしてしまいがちなので、なんかこう、狭い感じの曲にしたかった。
その方が歌詞の生々しさが際立つかな〜と思って。
歌詞、サビは割とすぐ書けたんだけど
それ以外がなかなか書けなかった。
サビで言いたいこと全部言っちゃってて
どうしよう…と思ってたら
めちゃくちゃ生々しくなってしまった…
まあ、でもこれは
なかなかみんな共感してくれるんじゃないだろうか…と思いながらも
いや…生々しすぎるかも…
とも思ったり…
でもスタジオで
この歌詞どうなんかねえ?
と首を傾げてたら悟が
「いい歌詞なんだから胸張って歌いなよ」
と言ってくれたので自信がついた。
メンバーの皆さんには本当にいつも
助けてもらってます…
今ではすごいしっくりきてて
自分で歌っててものすごい切ない気持ちになる…
基本的にとてもシンプルな構成で
ギターもほぼ山下君のピロリロと俺のバッキングのみで
バランスを取るために右側に少しバッキングを足してるけどそれだけかな。
素材が良いのでそのままお召し上がりください的な感じにしたくて。
MUSICAの鹿野さんがすごく褒めてくれて
なんか意外だったんだけど
リリースされたら一番女子ウケが良くて
さすがだな〜と思った。
ただ、盛り上がる曲ではないから
どうライブで育っていくかな〜
ちなみにこの曲は実は
サイダーに出てくる2人と繋がってるんです。
あんなに愛してるって言ってたのに…
切ないな〜
サイダー歌った後にいつかのやったりしたら
生々しさラーメン二郎ばりだな〜
愛は時を忘れさせて
時は愛を忘れさせる
ってことわざはどこの国のことわざだっけ?
(Vo.G.小高芳太朗)