アウトマイヘッド
この曲の話は結構してきたから今更感あるけど…
きっかけは対BURN!!!ツアーに出てくれたLEGO BIG MORLのライブだった。
大ちゃん1人で出てきてズブズブとしたリズムのドラムを叩きだして
そこにシンタロウ君ヒロキ君カナタ君と1人ずつステージに現れ音が重なっていくのが
めちゃくちゃカッコよくて
こういうリズムの曲俺らないなあ
あったらいいなあ
と思って作ったのがアウトマイヘッドだった。
リズムから曲を作る、というのは実は結構ある。
桜井さんが、こういうリズムの曲作ってよって言うことがたまにあるんだけど
そういう、なにか縛りがあるほうが
闇雲な状態よりインスピレーションが湧きやすい。
俺は。
そして人のライブを見てインスピレーションが湧く事も多い。
アウトマイヘッドはなんといってもサビのフッフーがLUNKHEAD的には新しいなあと思うんだけど
あれ狙ったわけではなく偶然なんです。
メロディ作ってて、どうしてもここにいきたいメロディラインが浮かんだんだけど
それがフッフーのところなんだけど
ただ、それがド#ッシーでめちゃくちゃ高くて
ド#ッシーがどれぐらい高いかというとゆずの岩ちゃん曲のサビの一番高いところぐらい高いので
(朱夏とかLUNKHEADの最近の曲はラが最高音なのが多い。たまにシまでいく。地図の頃はソが限界だったからかなり高い声が出るようになってきた)
こりゃファルセットだなーと思って
そんで歌詞書く時にここどうしようかなあ…
言葉のハマり悪いなあ…
そうだ!いっそみんなでフッフーしたら楽しいしウィーザーみたいでカッコいいんじゃん!?
と、閃いたわけです。
歌詞自体ものすごい書き直したなあ。
書いて直して直して
うーん、、ダメだ!!
また1から書き直して直して直して
うーん、、ダメだ!!
を6回くらい繰り返した。
心音、はじまれ、アウトマイヘッドの中で一番苦労したなあ。。
おセンチな歌詞になったり暗い歌詞になったり
だけどこの曲は絶対ライブで盛り上がる曲にしたかったから
やっぱり前向きになれる歌詞な方がいいと思って
その結果、行き着いたテーマが
ライブの日の俺
だったっつーわけです。
いよいよナンバーガールが歌詞に登場してしまった…笑
ナンバーガールのomoide in my headは頭の中のことを歌った歌だけど
ライブの日の俺は頭の外で音を鳴らすから
インマイヘッドの逆でアウトマイヘッド
でもインマイヘッドはいいけど
アウトマイヘッドは文法的には
アウトオブマイヘッドじゃないとダメだそうで。
でもアウトオブマイヘッドじゃなんか違うから
だからアウトマイヘッドは造語です。
あと、すごい細かいこと言うと
心のそこに散る火花の
そこは
底じゃなくて
thereのそこ、です。
そこ、こだわり
そこんとこヨロシク
アウトマイヘッド
おかげで今やすっかりライブの定番曲に成長したけど
まだまだもっと化けるんじゃないかなあと思っております。
飢えた野良犬みたいな目で噛みついていこうぜ
つまらないこと面白くして笑おうぜ
フッフー
(Vo.G.小高芳太朗)