音
LUNKHEADの記念すべきメジャー1stアルバム
「地図」
全体の曲順はレコーディング中には決まってなかったんだけど
1曲目だけは冬の朝と決まっていた。
(その理由はまた後日…)
そこでなんかこう、アルバムの幕開けにふさわしいオープニングSE的なものが足せないかなあ?
と考えていた時
先のプリズムのブログで書いた
プロデューサー根岸さんの
「ライブとレコーディングは同じなんだよ」
という言葉を思い出して
こ、、これだぁ〜!!
と閃いたのが
当時既にライブ頭の定番になってて
未だにやってるアレだった。
ダカダン!ジャァァアアアン!!!
インパクトあるし、まさにライブじゃないか!!
と、閃いたんだけど
ん〜龍がなんて言うかなあ??
なんといっても高校の同級生4人組バンドなので
パワーバランスも4等分
さらにタチの悪いことにみんな性格バラバラ
意見が割れてモメることは日常茶飯事。
なんだけど
リーダーの龍さえ味方につけてしまえばこっちのものなので
(ちなみにいちばんモメるのは俺と龍で割れた時)
龍を説得する方法を考えた。
俺「メジャーデビューアルバムの幕開けをさあ?おまえの音と声で始めるってどう??ライブの頭でやりよるやつで」
龍「おお!ええねえそれ!」
拍子抜けするくらい龍はすんなり、というか満面の笑みでOKした。
しめたぜ。
そんな感じで
龍渾身の
「セイッ!!」
の掛け声とともに
LUNKHEADメジャーデビューアルバム「地図」は幕を開けることとなった。
ちなみに、6年半前くらいに
それでも世界が続くならと初めて出会った時
しのくんがLUNKHEADのコピーバンドを昔していたと言うので
どの曲してくれとったん?と聞いたら
音、と答えて、思わず
それコピーって言わんだろ!
とツッコんでしまった。
LUNKHEADの曲の思い出を一年かけて書いていくこの壮大かつミニマムな企画
2019年も1ヶ月以上が過ぎてやっと地図に辿り着くという…
自分達の歩いてきた歴史がどれだけ長いのか
骨身に沁みますな
(Vo.G.小高芳太朗)