小高Blog

「FORCE」「ENTRANCE」再現シリーズ松山!最高すぎて終了!!

やっと帰ってこれた松山!!
MCでも言いましたし
過去何度もいろんなところで言ってきた気もしますが
俺らは新居浜出身
物心ついた時から
松山はもっともリアルに憧れる”都会”でした。
東京なんかはもう
テレビの中の世界だから
あるんだかないんだか
松山は家族でドライブしに行ったり
(当時は高速なかったんで桜三里というウネウネ山道走って幼いワタシはゲロ吐きまくり)
高校に入ってからは
弓道部の県大会で泊まりがけで松山行ったり
センター試験も松山に泊まりがけで
ホテル全部が新居浜西高の生徒っていう
なんかオトナの事情で例年そうなってたらしいよね
そりゃそうだよね
そんな感じで松山といえばよそいきの街だったのです。
初めてライブしたのはメジャーデビューしてから。
2004年の春かな
この夏期間限定で復活する椿屋四重奏も一緒でした。
フラカン大先輩も。
(めっちゃ豪華だな…)
で、初ワンマンは2004年の秋で
初めてのワンマンツアーでビビり倒してましたが
なんと!!
松山はダントツ日本一に動員が少なかった!!
30人くらい??
(コロナ関係ないですよ)
正直言って
かよわきワタシの心は折れました。
どう間違っても「ただいま!!」なんて言えたもんじゃない。
テレビもラジオも雑誌もみんな
媒体の人たちはおかえりって言ってくれたのに。
あの頃はまだ青かったナ~
そこから19年経って
俺らも歳をとって
数字じゃねえ、と
目の前にめちゃくちゃ好いてくれる人がおったら
もうそれでフルスロットルやないか、と
やっと思えるようになりました。
成長しました。

 

どのライブも同じ気持ちで臨んでいるし
どのライブでもたくさんのものをもらいます。
本当に来てくれるみんなは最高です。
みんな本当にありがとう!!

だけどもやっぱり今回の7年ぶりの松山
もっともご無沙汰な街で
やっぱり込み上げる思いがあるわけで
おかげさまで最後にやはり
グググっとチケットが伸びて
いい眺めでした。
全然埋まっちゃいないけれどもね
でも来てくれたみんながみんなスーパーハッピーで
1曲目から帰ってこれてよかったと心から思いました。
本当に、なんだか久々に純粋に楽しかった。
伝えなきゃ、とか、残さなきゃ、とか
盛り上げなきゃとか
毎度使命感がどこかであるんだけど
なんだか解き放たれたようでした。
これでいいんだなあ。
独りじゃないんだと
みんなでライブを作っていくんだと
改めて再認識したというか
とにかくたくさんのものをもらいました。
帰ってきたぞー!!松山!!
と、何回おらんだかも覚えておりません。
※おらぶ : 伊予弁で叫ぶの意
みんな楽しそうで
俺まで楽しくなっちゃったじゃないか。

 

また絶対!必ず愛媛に帰ってくる!!
そう思いながら歌ってたし
メンバーみんな思ってたと思います。
だからまた絶対に!必ず帰ってくるぞ!!
だから!また会いにきてくれ…!!頼む…ゾ!!

 

 

さあ、残すはファイナル新宿ロフト!!
7月1日ですよ!!
「FORCE」「ENTRANCE」再現シリーズファイナルにして
上半期の集大成!!!

 

ぜひ目撃していただきたい!!

 

ライブ後は、ほんと、何年ぶりだろう?ってくらい
思い出せないくらい久々に
4人でお酒を飲みました。
打ち上げと呼ぶにはささやかすぎる
ひっそりとした(しかも短い)宴でしたが…笑
でも楽しかった。
元々サロンキティで照明をやってたチョップ(本名は忘れた)がやってる
CHOPPESTっていうバーというか、なんでも飲み屋みたいな
サロンキティのすぐそばなんですが
店を出すまで料理なんかろくにしたことがなかったという
チョップのメシがまあこれがどれもめっぽうウマい!!
ウマすぎて出てきた瞬間みんなでペロッと食べちゃう。
チョップが
こいつらおっさんのくせによう食うな…ってボヤくくらいウマい!!
ポテサラ、たこさんウインナー
色々パスタのアラビアータみたいなの
叩きキュウリ
とん平焼
麦味噌の肉野菜炒め
じゃこ天
それらをバクバク食っては飲み、飲んでは食い
WstudioREDの名物店長アニキと語らい
久々の松山であの日の松山を取り戻した気がしました。
朝から晩まで楽しかった…!!

ライブハウスには人はまだ全然帰ってきてない
と、アニキは言った。
日本中どこでも耳にタコができるほど聞き飽きてきた言葉だ。
だからこそ、今来てくれてるみんなには感謝しかないし
なんとか前に進むしかない。
それは時にとても心細い。
悟が、長く続けることがいいことだとは思わないけれど
と最近よく言うけれど
数字のことを全部悟に任せちゃってるから
だから思わず出てきちゃうのかな、とも思う。
(俺も一応役員なのでたまに数字見せてもらうけど)
なので補足すると
“売れてもないのに必死で足掻いて諦められず”長く続けることがいいことだとは思わない
ってことなんです。
だけどもこれも日本中で言われるんだけど
俺らの世代でもう、この街に来てくれるのはLUNKHEADだけだと
アニキにも言われた。
おまえらだけよ、と。
続けてくれよ、と。
頑張りたい。
長く続けることに意味があるとは思わない。
それはただ振り返って残った足跡なだけだ。
俺らはまだ夢を見てる。
前だけを見ていたい。
朧げになってしまったかもしれないけど
些細なことでくじけそうになるけど
ライブをするたびに
みんなの目を見るたびに
心の中の燻った炎が
息を吹き返す気がします。
誰にどれだけ馬鹿にされようと
まだ終わっちゃいねえぞ…!!と
まだまだここから!!

 

本当にありがとう。