小高Blog

大阪名古屋最高に終了!〜そして渋谷CLUB QUATTROへ〜

LUNKHEAD
25th ANNIVERSARY TOUR
~四半世紀の上半期~

とうとう大阪名古屋が終わってしまった。

大阪と名古屋のライブはなんだか不思議な感覚だった。
なんていうか、もう、ハッピーな感じしかなかった。
むしろ、ハッピーっていうより、はっぴ~!!って感じで。
いつでも会場に多幸感は溢れているんだけど
なんと説明したらいいのかなあ。
会場に来てくれてた人には伝わると思うんだけど
LUNKHEADのお客さんはちょっと胸に秘めた感じというのだろうか
全体で盛り上がるときもあるけれど
それでもお互いを尊重しあって
飽くまでひとり対LUNKHEADみたいな
特にコロナ以降はそんな感じだったと思うんだけど
それがもう、爆裂にはっぴ~!!って感じで
なんかもう本当に、俺らLUNKHEADだけど??
どうした??
って感じでした。

昔はお客さんも前に詰めてて、ちょっとしたモッシュも起きて
最前はギュウギュウになってしまって女性は辛いので
特に俺の前は男子だけになってた時もあった。
その時はそれはもう盛り上がってました。
それが当たり前でもあった。
だけどもあの時となにか違う気がして

そこから時間が経って、コロナがあって
最初はみんなマスクして声も出せず
それでも恐る恐るライブに来てくれて
職場にも家族にすら内緒にしたりして
それでも来てくれて
恐る恐るライブを見てくれて
声も上がらず
それでも一生懸命に盛り上げようとしてくれて
手を挙げてくれて
それでも来てくれることが本当に嬉しかった。
動員はもう、散々だったけど
だからこそ、それでも来てくれるみんなが嬉しかった。

そこからまたまた時間が経って
世の中も落ち着いてきて
でもライブハウスに人は戻らない
と、みんなが言います。
バンドマン、ライブハウス、MUSICAの鹿野さんも言ってました。
SNSを見てても売れてる人でもお客さんが入らないからみんな必死です。
まして俺らなんか、です。

でもちょっとずつまた増えてきて
お客さんの足が見えないくらいには戻ってきて
全然、数字で言うと悲惨な状況には変わりないんだけど
それでもちょっとずつでも前に進めているのは
やめちゃうか?続けるか?っていう究極の天秤の中で
大きな重りになっています。
本当にありがとう。

そんで、話は戻るけど
そういうコロナを経てのこの25周年ツアーだったんですが
本当にどの会場も素晴らしい光景でした。
笑いあり、涙あり
どの場所も唯一無二で比べようもない
というのは大前提で

4月20日、朝6時半に出発して向かった大阪は
なんというか、すごい光景でした。
言葉にできない。
本当に、俺らLUNKHEADなんだけど??
って感じで。
もうそれはすごかったんです。
なんとも説明できないのがもどかしいけど。
盛り上がる、とも違う
いやもうめちゃくちゃ盛り上がってたんですけども
でもただ盛り上がる、っていうんじゃなく
盛り上がるのが当たり前、わっしょいわっしょいが当たり前だった
あの頃の空気とも何かが確実に違う気がして
魂の解放というか
心の底からの喜びみたいなのが
熱風のようにステージに吹いてきて
なんか自分で言っててもアホみたいですが
本当にそうだったんです。
こっちが伝える側なのに
こっちがもらいまくっちゃって
いや本当にすごかったんです。

そしてあくる日の4月21日名古屋
これももう、前日の大阪を塗り替えるような
はっぴ~はっぴ~で
それはそれはすごかった…!!
アウトマイヘッドの冒頭でいつも
飛び跳ねろ~!!って言うんですが
飛び跳ねろ~!!って言う前からもうみんな飛び跳ねてて
オイオイコールまでかかってて
思わず
「名古屋~!!もう飛び跳ねてんじゃん!!」
と言ってしまいました。
こんなことは初めてでした。
すごかったです。本当に。
なんでみんなそんなに嬉しそうで楽しそうなんだろ?
と思ったらこっちもめちゃくちゃ嬉し楽しになっちゃって
張り切り過ぎてしまいました。
改めて、何度でもありがとう!!

みんな、耐えてきたんだな、という思いも感じました。
やっと、やっとだ
LUNKHEADのファンのみんなは優しいから
隣人に気を遣う優しい人が多いから
なかなか声を出したり盛り上がったりできなかったんだと思う。
けど、そこからひとつ抜けた今回の大阪名古屋だった気がしてます。
戻ってきたわけでも帰ってきたわけでもなく
進んできた
いろんな道を乗り越えてここまできたんだ。

ものすごく、頑張りたいと思わせられた大阪と名古屋でした。

さあ、とうとう残すはファイナル
5月5日渋谷 CLUB QUATTRO
名阪でこんないいライブをさせてもらっちゃったら
そのさらに最高をやらなきゃじゃん

毎日SNSで動画をあげたり
やれることはやれるだけやっているけど
やっと伝わってきた感じがあってちょっとずつチケットは伸びてます
が!!
まだまだ…!!
目指せあと100人!!

100人…
今のお俺らにとってはなんてデカい数字なんでしょう…
どうかどうか
超絶にお待ちしております!!

チケット絶賛発売中です!!